【2028年大河ドラマ】「ジョン万」のあらすじと基本情報を総まとめ
2028年の大河ドラマ「ジョン万」は、幕末から明治にかけて日本とアメリカを行き来した中濱万次郎の人生を中心に据えた歴史ドラマです。 (あわせて読みたい:即位の礼とは何か?2019年の儀式の全貌と2026年最新情報を徹底解説)
NHKの制作発表で示された作品の舞台は、19世紀の日米と太平洋。日本の漁村から始まり、無人島での遭難、アメリカへの渡航、異文化との出会い、そして日本への帰還へと続く壮大な物語です。
「ジョン万」のあらすじは?
番組紹介で示されている物語の流れは、次のようになっています。
- 土佐の漁師の少年時代: 貧しい漁師の家に生まれた万次郎が、母や故郷を離れて初めての遠洋漁に出る。
- 太平洋での遭難: 仲間とともに遭難し、アメリカの捕鯨船に救助される。
- アメリカでの新生活: ホイットフィールド船長の支援を受け、英語や航海術を学びながら新しい世界を知る。
- 異文化の壁: 人種差別や文化の違いに直面しながら、一人の船乗りとして成長する。
- 日本への帰還: 故郷の母との再会と、日本に新しい知識や技術を伝えるための帰国を目指す。
これは番組紹介に掲載されたドラマ上のあらすじです。実際の歴史記録と、脚本上の人物描写は区別して楽しみたいところです。
なぜタイトルが「ジョン万」なのか
ジョン万次郎の名前は、アメリカで呼ばれた愛称に由来します。
救助した捕鯨船のホイットフィールド船長から「ジョン」と呼ばれた万次郎は、アメリカでJohn Mung(ジョン・マン)として知られるようになりました。
「ジョン万」というタイトルには、日本人としての中濱万次郎と、異国で生きたジョン・マンという二つの顔を重ねる意味合いがあります。
日本とアメリカ、二つの社会を知る人物だからこそ成立するタイトルです。
【主演・脚本を徹底解説】山﨑賢人と藤本有紀の組み合わせに注目
主演:
役名:中濱万次郎(ジョン万次郎)
大河ドラマ初出演にして主演を務める。
脚本:
代表作:「平清盛」「ちりとてちん」「カムカムエヴリバディ」
今回は大河ドラマの脚本を再び担当する。
山﨑賢人がジョン万次郎を演じる意味
今回の配役で大きな注目を集めているのが、山﨑賢人の大河ドラマ初主演です。
2026年4月9日の制作・主演発表会見で、NHKは山﨑を中濱万次郎役に起用すると発表しました。
山﨑にとっては、大河ドラマ初出演であり、長期間にわたって一人の歴史人物の人生を演じる大きな挑戦です。
ジョン万次郎の人生には、少年期、アメリカでの青年期、帰国後の幕末、明治期という大きな転換点があります。
そのため、演技面では次のような変化が見どころになりそうです。
- 漁師の少年としての純粋な好奇心。
- 異国で生活する中で身につける判断力と自立心。
- 差別や孤独を経験した人物としての葛藤。
- 日本の近代化に関わる知識人としての責任感。
単純な冒険活劇ではなく、異なる文化の間で自分の居場所を探し続けた人物の成長をどう表現するかが、主演の見せ場になります。
藤本有紀の脚本に期待されること
藤本有紀は、2007年の連続テレビ小説「ちりとてちん」、2012年の大河ドラマ「平清盛」、2021年の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」などを手がけてきた脚本家です。
今回の制作発表では、藤本自身が以前からジョン万次郎の物語を書きたいと考えていたことも紹介されました。
ジョン万次郎さんの物語を書きたいです。
この作品で注目したいのは、歴史上の出来事を追うだけではなく、万次郎が何を感じ、なぜ日本に戻ろうと決断したのかという内面の描写です。
特に、アメリカで得た自由や教育と、当時の日本社会との違いは、人物ドラマを生み出す重要な要素になります。
制作スタッフと制作スケジュール
2026年4月の制作発表で公表された主なスタッフは以下のとおりです。
| 担当 | 氏名 |
|---|---|
| 主演 | 山﨑賢人 |
| 脚本 | 藤本有紀 |
| 制作統括 | 家冨未央 |
| プロデューサー | 二見大輔 |
| 演出 | 保坂慶太、泉並敬眞、石川慶 |
【史実を検証】ジョン万次郎の生涯とアメリカ渡航の全貌
「ジョン万」をより深く理解するためには、主人公のモデルとなった中濱万次郎の実際の人生を知っておく必要があります。
国立国会図書館の「近代日本人の肖像」や国立公文書館の漂流記録には、万次郎の渡米と帰国、幕末期の活動が記録されています。
14歳で経験した太平洋漂流
漁師の家に生まれた万次郎は、幼くして父を亡くし、早くから働いて家計を支えていました。
人生が大きく変わったのは1841年です。
当時14歳だった万次郎は、仲間4人と漁に出た際に遭難。太平洋を漂流した末、無人島の鳥島にたどり着きます。
土佐清水市の歴史資料によれば、島での生活は143日間に及びました。
水や食料が十分にない環境で生き延びた5人は、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助されます。
この出来事が、万次郎を日本の外へ導くことになりました。
アメリカで学んだ英語・航海術・西洋の知識
救助された万次郎は、漂流仲間とホノルルで別れ、ホイットフィールド船長とともにアメリカ本土へ向かいます。
マサチューセッツ州フェアヘーブンでは、船長の支援を受けて教育を受けました。
学んだ分野は、英語だけではありません。
- 数学
- 測量学
- 航海術
- 造船技術
これらは当時の日本で一般的に学べる知識ではありませんでした。
その後、捕鯨船での航海経験も重ね、万次郎は実践的な航海技術を身につけていきます。
1851年から1852年にかけて日本へ帰国
万次郎はアメリカで生活を続けた後、帰国を決意します。
1851年、琉球に上陸。その後、取り調べなどを経て、1852年に故郷の土佐へ戻りました。
帰国は漂流から約11年後のことでした。
当時の日本は外国との交流を厳しく制限していたため、海外で長期間生活した万次郎は、帰国後に取り調べを受けています。
それでも、アメリカで得た知識と経験は幕府や土佐藩から評価されることになりました。
中濱万次郎の生涯・年表
| 年 | 出来事 | 歴史的な意味 |
|---|---|---|
| 1827年 | 土佐国中浜村で誕生 | 漁師の家に生まれる |
| 1841年 | 14歳で遭難、鳥島に漂着 | 143日間の無人島生活 |
| 1841年以降 | 米国捕鯨船に救助され渡米 | アメリカとの接点が生まれる |
| 1840年代 | 米国で教育を受け、航海を経験 | 英語や航海術を習得 |
| 1851年 | 琉球に上陸 | 帰国への第一歩 |
| 1852年 | 土佐に帰郷 | 約11年ぶりに故郷へ |
| 1853年 | 幕府に召喚され、中浜姓を名乗る | 幕府の外交・海防に関わる |
| 1860年 | 咸臨丸でアメリカへ渡航 | 日米外交に参加 |
| 1898年 | 逝去 | 71歳で生涯を終える |
この年表で特に重要なのは、1852年の帰国から1860年の再渡米までの期間です。
万次郎はアメリカで生活した経験を持つだけの人物ではありませんでした。帰国後は通訳や教育者として活動し、幕府が必要とした西洋の知識を伝える役割を担ったのです。
【幕末・明治の歴史背景】ジョン万次郎が日本に与えた影響
ジョン万次郎の生涯を理解するには、当時の日本が置かれていた国際情勢も欠かせません。
ペリー来航と日本の開国
1853年、アメリカのペリー艦隊が浦賀に来航しました。
日本は欧米諸国との外交・通商関係を本格的に迫られることになります。
1854年には日米和親条約が結ばれ、さらに1858年には日米修好通商条約が締結されました。
幕府にとって、西洋の軍事技術、航海術、外交制度を理解することは急務でした。 (あわせて読みたい:【2026年最新】安倍晋三と麻生太郎の現在は?2人の政治的立場を整理)
そのような時代に、アメリカで教育を受け、現地の社会や文化を知る万次郎の経験は大きな価値を持っていました。
万次郎と咸臨丸の渡米
1860年、万次郎は日米修好通商条約の批准書交換を目的とした使節団に関連して、咸臨丸に乗船し、再びアメリカへ渡ります。
国立国会図書館の資料では、万次郎は咸臨丸の通弁方として記録されています。
この航海には勝海舟や福沢諭吉らも参加していました。
この事実は、2028年の「ジョン万」を考えるうえでも重要です。
なぜなら、万次郎は単にアメリカで生活した日本人ではなく、帰国後に日本の外交や教育、近代化に関わった人物だからです。
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」との歴史的な接点
2027年:
主演:松坂桃李
主人公:小栗忠順
2027年の第66作「逆賊の幕臣」と2028年の第67作「ジョン万」には、歴史上の興味深い接点があります。
それが1860年の万延元年遣米使節です。
「逆賊の幕臣」の主人公・小栗忠順は、この使節団の一員として渡米しました。一方、ジョン万次郎は咸臨丸の通弁方として渡米しています。
つまり、同じ歴史的な渡米事業に、異なる立場から参加した人物が、2年連続の大河ドラマの主人公になるのです。
| 比較項目 | 逆賊の幕臣 | ジョン万 |
|---|---|---|
| 放送年 | 2027年 | 2028年 |
| 大河作品番号 | 第66作 | 第67作 |
| 主人公 | 小栗忠順 | 中濱万次郎 |
| 主演 | 松坂桃李 | 山﨑賢人 |
| 主な視点 | 幕府の外交・近代化 | 漂流と異文化交流 |
| 歴史的接点 | 1860年遣米使節 | 1860年咸臨丸渡米 |
この2作品を続けて見ると、幕末の日本が海外との関係をどのように築いていったのかを、幕府の政策を担う武士と、海外経験を持つ元漁師という異なる視点から理解できます。
ただし、両作品はそれぞれ別の主人公を描く独立したドラマです。
【2026年最新】2028年大河ドラマのキャスト・放送開始時期と未発表情報
ここでは、2026年10月30日時点で公表されている情報を整理します。
放送開始は2028年1月予定
NHKの制作発表で示された放送予定は、2028年1月からです。
また、撮影開始は2027年初夏を予定しています。
| 項目 | 発表内容 |
|---|---|
| 作品名 | ジョン万 |
| 放送年 | 2028年 |
| 放送開始予定 | 2028年1月 |
| 作品番号 | 大河ドラマ第67作 |
| 主演 | 山﨑賢人 |
| 主人公 | 中濱万次郎 |
| 脚本 | 藤本有紀 |
| 撮影開始予定 | 2027年初夏 |
2028年大河ドラマのキャスト・出演者一覧
2026年10月30日時点で、公開されている番組情報に掲載されている主演・役柄は次のとおりです。
| 俳優・スタッフ | 役割・担当 | 発表状況 |
|---|---|---|
| 山﨑賢人 | 中濱万次郎 | 発表済み |
| 藤本有紀 | 脚本 | 発表済み |
| 家冨未央 | 制作統括 | 発表済み |
| 二見大輔 | プロデューサー | 発表済み |
| 保坂慶太 | 演出 | 発表済み |
| 泉並敬眞 | 演出 | 発表済み |
| 石川慶 | 演出 | 発表済み |
山﨑賢人以外の共演者については、今後の公式発表が待たれます。
今後の発表が注目される人物・情報
物語の構成を考えると、特に気になるのは以下の人物です。
- ホイットフィールド船長: 万次郎を救助し、アメリカでの生活を支えた重要人物。
- 万次郎の母: 帰国後の再会を象徴する存在。
- 漂流した仲間たち: 物語の出発点となる仲間たち。
- 幕末の政治家・知識人: 万次郎の語学力や海外経験を必要とした人物たち。
- アメリカで出会う人々: 学校生活や船乗りとしての成長を支える人物たち。
これらは史実から考えられる重要人物であり、出演が決まったキャスト一覧ではありません。
現時点で未発表の情報
| 情報 | 2026年10月30日時点 |
|---|---|
| 主演以外の出演者 | 公表情報では未確認 |
| 初回の具体的な放送日 | 未発表 |
| 最終回の日程 | 未発表 |
| 全話数 | 未発表 |
| 主題歌・音楽担当 | 未発表 |
| 語り・ナレーション | 未発表 |
| 全キャラクターの配役 | 未発表 |
今後は出演者の追加発表やビジュアル公開、撮影情報などが関心を集めそうです。
特にアメリカ時代の人物と幕末の日本側の人物をどのような俳優陣で構成するかは、作品の見どころを左右するポイントです。
【プロの結論】「ジョン万」は冒険ドラマであり、日本の近代化を考える作品
「ジョン万」の本質的な魅力は、14歳の少年が太平洋を越えたという珍しい経歴だけではありません。
注目すべきなのは、海外で得た知識や経験を、帰国後にどのように日本社会へ生かしたかという点です。
万次郎は、異国の文化を知りながら、日本人としての自分の立場も失いませんでした。
アメリカで学んだ航海術や語学を日本に持ち帰り、幕末の外交や教育に関わったことは、個人の冒険が国の歴史につながった実例です。
視聴前に押さえたい3つのポイント
1.漂流の物語だけで判断しない
鳥島での遭難は物語の始まりです。帰国後の通訳・教育者としての活動まで知ると、作品の歴史的な広がりが見えてきます。
2.アメリカでの生活を歴史的背景と一緒に見る
当時のアメリカは産業や航海技術が発展していた時代です。日本との社会制度や文化の違いが、万次郎の価値観にどのような影響を与えたのかが注目点です。
3.2027年の「逆賊の幕臣」と合わせて見る
2027年と2028年の大河ドラマは、1860年の遣米使節という歴史的な接点を持っています。両作品を続けて見ることで、幕末の外交と近代化を多面的に理解できます。
「ジョン万」をおすすめしたい人
- 幕末・明治時代の歴史が好きな人。
- 海外渡航や異文化交流をテーマにした作品が好きな人。
- 山﨑賢人の新しい演技に注目している人。
- 藤本有紀の人物描写や歴史ドラマが好きな人。
- 2027年の「逆賊の幕臣」と合わせて幕末史を楽しみたい人。
反対に、戦国時代の合戦や武将同士の勢力争いを中心とした大河ドラマを期待している人は、従来とは違う作品の方向性を理解しておくとよいでしょう。
本作の中心は、戦場ではなく太平洋と異文化の中で人生を切り開いた一人の人物です。
【再来年の大河ドラマ】「ジョン万」に関するよくある質問(FAQ)
Q1:再来年の大河ドラマは何ですか?
A1:2028年のNHK大河ドラマは第67作「ジョン万」です。ジョン万次郎こと中濱万次郎の波乱に満ちた生涯を描きます。
Q2:2028年大河ドラマの主演は誰ですか?
A2:山﨑賢人です。演じる役はジョン万次郎こと中濱万次郎で、大河ドラマ初出演にして主演を務めます。
Q3:「ジョン万」の脚本家は誰ですか?
A3:藤本有紀です。「平清盛」「ちりとてちん」「カムカムエヴリバディ」などを手がけた脚本家です。
Q4:「ジョン万」の放送開始はいつですか?
A4:2028年1月の放送開始予定です。撮影は2027年初夏に始まる予定と発表されています。
Q5:ジョン万次郎は実在した人物ですか?
A5:実在した人物です。本名は中濱万次郎。1827年に土佐で生まれ、14歳で漂流してアメリカの捕鯨船に救助されました。帰国後は通訳や教育者として幕末・明治期に活躍しました。
Q6:2028年大河ドラマの共演者は発表されていますか?
A6:2026年10月30日時点で、公開されている番組情報では山﨑賢人が主演として発表されています。ほかの主要キャストについては、今後の公式発表が待たれます。
Q7:2027年の「逆賊の幕臣」と関係がありますか?
A7:作品として直接つながるわけではありませんが、歴史上の接点があります。2027年の主人公・小栗忠順と、2028年の主人公・中濱万次郎は、どちらも1860年の遣米使節に関わった人物です。
まとめ:2028年の大河ドラマ「ジョン万」は山﨑賢人の新境地に期待
再来年、2028年のNHK大河ドラマは、第67作「ジョン万」に決定しています。主演は山﨑賢人、脚本は藤本有紀。2028年1月の放送開始と2027年初夏の撮影開始が予定されています。

主人公のジョン万次郎こと中濱万次郎は、14歳で太平洋を漂流し、アメリカで教育を受け、帰国後は幕末の外交や教育に貢献した実在の人物です。その人生には、冒険、異文化交流、家族との再会、そして日本の近代化という多くのドラマがあります。
2027年の「逆賊の幕臣」と1860年の遣米使節という歴史的な接点があることも、今回の大河ドラマの大きな楽しみです。
今後の追加キャストや具体的な放送情報にも注目しながら、まずはジョン万次郎の実際の生涯を知っておくと、2028年の放送をより深く楽しめるはずです。 (あわせて読みたい:【2026年最新】女神降臨の配信はどこ?U-NEXT・Netflixを比較) (出典: 再来年 大河 ドラマ(Yahoo!ニュース))